COLUMN

住宅ローンの団信。何が保障されて、生命保険をどう見直すか

住宅ローンを組むとき、多くの人が団体信用生命保険(団信)に入ります。団信で何が保障されるのかを知っておくと、すでに入っている生命保険をどこまで残すかも考えやすくなります。

住まいとお金公開文:フォーワン不動産

団信は、残りの住宅ローンを保険金で返す保険

団信は、住宅ローンを返している途中で、借りた人が亡くなったときや所定の身体障害の状態になったときに、保険金で残りのローンが返される保険です。家族に住宅ローンの返済が残りません。

団信への加入を借入れの条件にしているか、保険料を金利に含めているかは、金融機関ごとに違います。借りる前に確かめます。

【フラット35】の団信の場合

住宅金融支援機構の【フラット35】には新機構団信が付いていて、その費用は借入金利に含まれています。主な決まりは次のとおりです。金利の上乗せと引下げの幅は、2026年10月の金利の案内によります。

  • 申し込めるのは、告知日に満15歳以上満70歳未満の人
  • 保障は、満80歳の誕生日が属する月の末日まで
  • 夫婦2人で入る「デュエット」は、どちらかに万一のことがあると、住宅ローンの返済が要らなくなる(金利は年0.18%上乗せ)
  • 3大疾病の保障を付けたプランもある(金利は年0.24%上乗せ)
  • 健康上の理由などで団信に入らなくても借りられ、その場合の金利は年0.2%低くなる

団信に入ると、生命保険を見直せる

生命保険の保障額には、残された家族の住まいの費用が含まれていることが多くあります。団信で住宅ローンが返されるなら、その分の保障を減らせる場合があります。

一方で、住宅ローンの名義が一人だけのとき、もう一人に万一のことがあった場合の家計は、団信では備えられません。誰の名義で借り、どの団信に入るかで、生命保険に残す保障は変わります。

借りる前に確かめること

次の四つを、住宅ローンの申込みの前に並べておきます。

  • 団信が借入れの条件か、保険料は金利に含まれるか別に払うか
  • 保障の範囲(亡くなったときのほか、どんな状態が対象か)と、保障が終わる年齢
  • 夫婦で借りる場合に、どちらが、どの形で団信に入るか
  • いま入っている生命保険の保障額と、そのうち住まいに充てている分

相談先

団信を前提にした生命保険の見直しと、住宅ローンを組んだあとの家計の見通しは、住まいとお金の相談(FP相談)で一緒に整理します。

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